作業療法室

作業療法とは

ひととの関わりの中で具体的・現実的な作業を通して、
身体的・精神的・社会的諸機能の維持・回復・開発を促し、
患者さまが生き生きとした生活を獲得できるよう援助します。

活動時間

■午前/ 9:30~11:30
■午後/ 13:00~15:00(平日のみ)

活動場所

活動や患者さまの状態に合わせた場(作業療法棟・体育館・病棟・グラウンド・農場など)で、病棟別にプログラムを展開しています。

参加者

主治医から作業療法指示箋が出ており、
作業療法参加に同意した患者さまが参加します。

■病棟ごとにおける目的と内容

急性期セクション
  1. 精神状態の安定化を図り生命の安全を確保し、安心して過ごせる場所を提供。
  2. 適度な運動を通して基本的な生活リズムを整えます。
  3. 作業活動を媒介として患者さまが妄想などの病的な世界ではなく
    現実的な世界で過ごす時間を増やします。
アルコールセクション
  1. ■運動プログラム
    体力の回復・協調性・集中力の改善を目的として体操やレクリエーションを行っています。
  2. ■農地作業
    地域断酒会と連携し、院外の農場にて農作物を作ります。体力を回復させ、作物を作ることで達成感や自信を得、仲間と共に依存症に立ち向かう意欲につなげます。
介護セクション
  1. 身体機能の維持・認知予防を目的として体操やレクリエーションを行っています。他のセクションよりも身体にかかる負担は少なく、楽しく過ごせる場・活動の提供に努めています。
慢性期セクション
  1. 規則正しく、メリハリのある生活を送り、現在の状態を認識します。作業能力の改善・体力の回復など、目的に応じた体操や運動・創作活動を提供。
  2. 個別または集団で活動を行うことで作業能力の向上、他者と円滑に関わることができるように個人に応じて活動を提供しています。